【50代の女子旅~銀座線上野~浅草#24】日本で最初の地下鉄。最古の銀座線。今も残るレトロでモダンな街を探して。

50代女子旅・女子会
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日本で最初の地下鉄

1927年(昭和2年)上野~浅草間2.2kmを繋ぐ路線が日本で初めての地下鉄として、
開通しました。

昭和2年、戦前の日本が欧米諸国に追いつけ追い越せ、
近代化がどんどん進み、危うくもなっていく時代。

その時代の最先端を走っていた場所の一つである上野や浅草。

詳しくはわかりませんが、街頭が広がって暗がりも少なくなって、
街には自動車がどれくらい走っていたのでしょうか。

街中を路面電車が走る浅草の街。

新しいものが最初に持ち込まれ、広がっていく街。

建築物はもちろん、食べ物もファッションも。

モダンという言葉が一番良く似合う街であり、時代であった頃に、
地下鉄が開通!

路上を走ることが辺り前の世の中に地下を走る電車。

驚いたことでしょう。

そのモダンな街の面影が、上野ー浅草を走る銀座線に残っているなんて。

これもまた驚きです。

100年近く前のモダンな面影を探してみました。

※今回別の目的で、東京に来ていますので、
 部分的に見つけたスポットだけをまとめています。

※一部、浅草に関しては以前訪れた時に撮影したものを使用し、
 まとめに加えさせてもらいました。

100年前のモダンな面影探し

東京メトロ銀座線 「銀座」

東京メトロ有楽町線、「銀座一丁目」下車し、
銀座線「銀座」に乗り換えです。

東京の地下鉄。

便利なのでしょうが、その入り組み方は半端ない地下鉄図。

昔は念入りな予習と色分けされてることを頼りに、
東京出張を乗り切っていたひとはどのくらいいたでしょうか。

今は、スマホがあると、万力です。

所要時間も含めて、目的地までいくつもの乗り換えを案内してくれます。

今回もとても調子良く、上野までを検索しましたら、銀座で乗り換えの案内が。

とても容易いことです。

乗り換え時間は8分。

夕方ですし、街を散策しながら、歩きましょう。

知らない街で1本道とはいえ、8分歩くのは少し不安になる距離です。

意外とかかりました。

ちょっと不安になりかけた頃に、こちらの映画館を発見しました。

あっ! とても懐かしい映画館です。

館内は今風にリホームされてるのかなぁ。

東映のビルでした~。

それでも、只者ではない建物で気になりましたので、
後で調べてみると、東映本社ビルでした (笑)

もっと撮っておけばよかったです (>_<)

と、映画館に気を取られながら、もう少し進んでいくと、やっと発見しました。

地下鉄の入り口です。

いい感じで古いです。

銀座なので配管のむき出しが、お洒落にも見えてしまいますが、
さっきの変わらない映画館から、昔のままの気がします。

ここから、銀座線だけでなく日比谷線、丸ノ内線の乗車口のはずです。

おそらく。

天井が低いです。

銀座線「上野」ー「浅草」は日本で初めての地下鉄ですが、
その後はどういう順番で開通したのでしょうか。

鉄道オタクではありませんので、その辺りは気になりませんが、
天井の低さから、古さが伝わってきます。

銀座線「田原町」駅 

銀座線、「田原町」は「上野」から乗車すると、「浅草」の1つ手前の駅になります。

こちらにホテルを取りましたので、こちらの地下鉄駅を利用しました。

この「田原町」駅も日本最古の路線の一部のはず。

まあまあ古い入口です。

改札口も古そうです✨

天井の低さから、昔のままなのではないでしょうか。

もちろん自動改札機ではないでしょうから、
それら付属品が変わるとちょっと雰囲気は違ったものになるでしょうけど、
古いホームですよね。

暗い。

銀座線「浅草駅」

改札口も古そうではありますが、発見しました✨

地下商店街の入り口です。

少し綺麗に改装されている、改札構内だからこそ、
余計に昔のままの地下商店街への入り口とのアンバランスが、
際立って素敵です✨✨

東京レトロな世界への入り口です。

浅草地下商店街

足を踏み込むのこと一瞬躊躇してしまうほどの異世界感満載です。

奥がまだ続いています。

地上への出口もあるようです。

お店もたくさん営業されています。

時間があれば、次は食べに行きたいです。

出口に向かってみます。

ここにもお店が。

よく見ると、こんなにたくさん営業されてるようです。

異世界からの出口のような不思議な感覚のまま、
外へ向かいます。

商店街に繋がる出入口に出てきました。

こちらの出入り口も歴史を感じさせる趣があります。

浅草

地下鉄の駅も兼ねてる松屋のデパートビルもかなり古そうです。

浅草寺も良いですが、こちらも古くからここで浅草の街を見守り続けているのではないでしょうか。

でもやっぱり、昔からの変わらない物と新しいものたちが混ざり合っているこの界隈では、
それらすべてを融合して素敵な独特の街並みに仕上げるのに、この隅田川の役割も大きい気がします。

レトロな街並みから、最新の街並みまで全部まとめ上げて、
昔も今もそしてこれからも、とても魅力的な街であり続けると思います。

約100年前のレトロでモダンな街を想像して楽しむ

地下鉄から出ると、戦後間もない時代にタイムスリップする話。

作者の浅田次郎さんが、後日地下鉄に乗って、新しい壁の途中から切り替わる古い壁を見て、
発想のヒントのひとつになったとか述べれて、その時はピンときませんでしたが、
始めて浅草の街を見て、これだと思いました。

その後、浅田次郎さんが浅草辺りがご出身地だと知り、
他にもたくさん本を読んでいましたが、浅草が舞台だったのだと初めて気づいた本がたくさん。

こちらも戦後の今の時代から、昔の大正ロマンの華やかな時代の、
大泥棒たちの話を流暢な語りで聞かせてくれます。

舞台は浅草下町。

本を読むと闇がたりでは聞けませんが、流暢な語りは聞こえてくるようです。

こちらは、ドラマもありましたが、名優たちがその流暢さを朗読して演じられていたようです。

こちらは大正ロマンが楽しめます。

本自体薄いのに、7話ある短編集です。

浅田次郎の短編は短いのに深いストーリーです。

最後がいつもぐっとさせられます。

いつも予測に反する結果に終えます。

凄い。といつも感じさせられる、ストーリー展開です。

どの作品ドラマや映画などで再現されているものもあり、


今なら無料でこちらからも観ることが出来ます。↓

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本にしろ、映画にしろ、大正ロマンを知ってから訪れた、
東京下町、浅草、月島、隅田川。

感慨深く景色を楽しむことができました。

よろしければ、その東京散策女子旅、こちらから覗くことが出来ます。

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