【50代の女子旅~日帰り #15大阪北浜~道修町へ・後編】船場のレトロな街をぶらり散歩お薦め。五代友厚から「春琴抄」の世界へ

50代女子旅・女子会
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北浜駅から船場の街中へ

まずは北浜駅を出て、土佐堀道路沿いに立つと、ドドーンと、
五代友厚公の銅像が出迎えてくれています。

大阪証券取引所ビルをバックに五代友厚

その姿は威風堂々としていて近寄りがたいような、
でも、この商人の街大阪を、訪れる人たちを親しみやすく、出迎えてくれいるようにも見えます。

〈五代友厚〉 
  幕末から明治期の日本の武士、実業家。
薩摩国鹿児島城下長田町城ヶ谷生まれ。
大阪経済界の重鎮の一人。          ーウイキペディアよりー

五代友厚公についてもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ ⇓
                        五代友厚 大阪商工会議所HP

 ⇓ NHKの朝ドラ「あさが来た」の素敵なディーンフジオカ五代氏はこちらから観れます

株式会社大阪取引所は、株式会社日本取引所グループの子会社。
日本で初かつ唯一の、総合取引所。

現在の大阪証券取引所ビルには、多数のレストランやカフェが入店していて、
誰でも気軽に楽しむことができるそうです。

北浜駅から堺筋を徒歩で南下、道修町へ

道修町で こんなfree paperを発見しました。

堺筋から御堂筋にかけての数百メートルの間に、江戸時代から薬種問屋がたくさんあります。

今でも名の知れている大手の製薬会社のビルもあり、
古くからの建物もですが、薬の歴史資料館や、薬の神社もあり、
ぶらり散歩するには濃密過ぎて、どれくらい見学できるか心配です。

薬の歴史あるこの通りのことを「道修町ミュージアムストリート」と、呼んでいるそうです。

北浜駅から徒歩で、堺筋道路沿いにぶらっと南下し、

さて、少し南の筋にある薬の道修町まで、歩いて向かいます。

くすりの道修町資料館があるというので、そちらに向かいます。

巨大なディーンさま、いや違う五代友厚公から、目線をの街並みに移すと、
すでに歴史のありそうな建造物がチラホラ見えています。

まず、歩いてすぐ、気になる建物。

新井ビル

とてもお洒落な建物です。

人の出入りが頻繁です。賑わっているようです。

何のお店でしょうか。

お洒落なスイーツのお店でした✨

五感スイーツ 北浜本館

ホームページも開設されていて、とても有名なお店のようでした。リンクしておきますね。

ランチもいただけるようですが、
私が見た時は すでにsold outとなっていましたので、狙う時は早めに行った方が良さそうですね。

2階がケーキサロンとなっているようで、並ばれましたが、こちら大丈夫そうです。

この建物は、国の登録有形文化財に指定されているそうです。

もともとは1922年(大正11年)に大日本報徳銀行大阪支店として建てられ、
その後、新井証券に。

そして現在のテナントビルである、新井ビルとなったようです。

 高麗橋野村ビルディング

更に堺筋を数歩南下すると《サンマルクサンマルクカフェ》が。

とても渋いです。

1927年(昭和2年)に施工され、7階部分は戦後に増築されたようです。

道修町ミュージアムストリート

《くすりの道修町資料館》

  道修町に関する様々な資料があるそうです。
  残念ながら、コロナの影響で現在は休館中でした。

  とても残念です。

  こちらに来ると、この道修町のことがなによりよくわかる場所だと思っていたのですが、
  私の勉強不足です。

                  ※こちらのホームページも見れるようにのリンク貼ってます。

薬の神様

《少彦名神社》
  薬の神様をお祀りしています。

  「くすりの道修町資料館」に隣接していました。

  正しくは、「少彦名神社」の隣に資料館を作られたのだと思います(;^ω^)

ビルとビルの間に、ひっそりと神社はありました。

トラがいました。いや、おトラさまでしょうか。

そう言えば、薬のパッケージにはよくトラが使われているような。

本当にビルの隙間に入口が。

一歩踏み入れるのに、少し躊躇(ちゅうちょ)してしまうくらい、
周囲との空気感が違います。

オフィス街の真ん中にこんなところがあるなんて。

通路側にお薬がいっぱい展示されていました。

神社の中ですので、写真はこのくらいにしておきます。

「春琴抄」の碑・谷崎潤一郎

「春琴抄」の碑

神社の入口に、谷崎潤一郎の「春琴抄」の碑がありました。

「春琴抄」

谷崎潤一郎の代表作の一つ。

道修町の薬種問屋の次女、春琴。
盲目の三味線奏者である彼女と、
その身の回りの世話をしていた丁稚の佐助が献身的に仕えていく物語の中で、
マゾヒズムを超越した本質的な耽美主義を描く。

川端康成はこの作品について、「ただ嘆息するばかりの名作で、言葉がない」と評した。

                              ーウイキペディアよりー

何度も映画やドラマ化作品されている名作です。

1976年山口百恵、三浦友和の映画「春琴抄」
2008年長澤奈央、斎藤工の映画「春琴抄」  が こちらから観れました。⇓

多数の製薬会社

武田道修町ビル

《武田科学振興財団 杏雨書屋(きょううしょおく)》

武田薬品工業の五代武田長兵衛氏が、
大正12年の関東大震災で多くの貴重な典籍を失ったことを痛嘆し、本草医書の散逸と防ぐために
私財を投じ文庫を形成したのが杏雨署屋の始まりです。

医学、薬学の古典籍、掛軸、道具類などが展示されていて、自由に見学することが出来ます。

《田辺三菱製薬史料館》

こちらは近代的な新しいビルが、本社ビルとしてそびえ立っており、
その2階に史料館が設置されていました。

無料で解放されているのですが、予約が必要だったようで、
この日は見学することはできませんでした。

せっかくなので、こちらのホームページもリンクしておきますね。
                道修町ミュージアムストリート 田辺三菱製薬史料館

《塩野義製薬本社展示コーナー》

こちらの塩野義製薬本社ビルの1階ロビーに誰でも見学できる展示コーナーが設置されています。

SHONOGIの登録商標である文銅や大福帳、
江戸~明治時代にかけて作成された「絵びら」「引き札」などが展示されています。

《旧小西家住宅資料館》

こちらも国の重要文化財に指定されている、コニシ株式会社の旧社屋です。

1903年頃に建てられた大型町家で、大阪の豪商の屋敷構えをそのまま伝えていrる貴重な建物です。

現在予約のみですが、無料での公開を行っており、機会があれば、是非にも訪れたい場所です。

《その他の製薬会社》

レトロな建物

上手くリノベーションされて、お洒落なショップのようです。

テナントとしてちょっと賑わいがありそうな建物を発見✨
ひとの出入りがあります。

芝川ビル

やはりテナントとして、いくつかの店舗に利用されてそうです。

《芝川ビル》

関東大震災後、火事、地震に強い建物をということで建築された個性的な建物。

現在はテナントビルとして、お洒落なお店が数店舗、そのほか様々なイベントも催されているようで、
見学してる間にも人の出入りは絶えません。

扉だけでもとても重厚感のあるものでした。

私は特にこちらが気に入りました。

どこか懐かしく、とても味わい深いです。

これからリノベーションを期待する建物がまだまだある。

北浜~道修町

距離にして1K㎡もない範囲での散策。

探索しきれず、また行ってみたいところもありますし、外観だけでも見惚れてしまうものもまだまだ。

あくまで、私が興味を持ったものを中心に、気の向くまま街並みを紹介をさせていただきました。

実際に散歩してみて、すでにリノベーションされて古くて新しい建造物もたくさん観ることができましたが、まだ手のつけられていない、古い建物も多々見られました。

これらもいい形で変わっていくことを期待しつつ、今回の散歩はこのくらいにしておきました。

また機会があれば覗いてみたいと思ってます。

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