そもそも投資なんて特別なひとがするもの。
と、思っていた全くの素人の私が、2年ほど投資にチャレンジしてみた結果です。
2020年の緊急事態宣言後の長期間の自宅待機時間。
投資についてもともと興味はあったものの、全くの素人。
持て余す時間で少し勉強し、恐々少し試していました。
投資について知識として、身近に詳しく扱っている人もいませんでしたが、
何でも簡単に学習できる時代。
YouTube先生がわかりやすく、面白く教えていただけるので、
困ることはほとんどありませんでした。

ある程度、投資について理解できたところで、
50代の自分がこれから出来る投資は何だろうと考えた結果、
素人にはETF(上場投資信託)や、投資信託が堅実で、安心。
一番いいなという結論に達し、
まずは少しから運用してみることにしました。
また、ちょうど世間では、ideko、NISAなど、聞きなれない言葉が飛び交うようになり、
それらについてもちゃんと知っておかないと、得するためにというより、
残りの人生、損しないためにと考え、理解を深めるためにもとりあえず始めてみました。
今回はETF(上場投資信託)を、
2021年~2023年辺りに少しずつ購入していった結果について、
ご報告したいと思います。

👉当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
ETFを投資運用してみた結果
およそ2021年から2023年現在まで、少しづつ、月平均2万円くらいを投資し続けた運用結果です。
投資金額 | 評価損益 | 現在の残高 | ||
NISA | ETF米国株 | 311,553円 | 72,462円 | 384,015円 |
特定口座 | ETF米国株 | 14,080円 | 4,755円 | 18,835円 |
NISA | ETF全世界株 | 120,808円 | 19,932円 | 140,740円 |
特定口座 | ETF全世界株 | 50,212円 | 15,548円 | 65,760円 |
合計 | 496,653円 | 112,697円 | 609350円 |
それぞれ個別の商品は株価によって最低購入価格が異なっていましたが、
ほぼ、最低購入可能株数を毎月積み立てのように購入していました。
15000円ほどで購入できるものから30000~50000円くらいで購入できるものもありましたが、
平均すると毎月20000円くらいでしょうか。
高額のものは、貯めて翌月に購入などし、期間としては2年ちょっとくらい。
その間の投資金額の総額は496,653円ほぼ50万円くらいです。
それに対し、現在の利益は合計すると、112,697円となりました✨

約50万円ほどの投資金額に対し、2年と少しで、11万円ほどの利益がつきました。
これは今日本を含め経済が持ち直していこうとしているからだとは思いますが、
なかなかうれしい結果です。
投資内容については、これから詳しく説明したいと思います。
まずは、ETF(上場投資信託)とは。
ETF(上場投資信託)とは

ETFとは、Exchange Traded Fun の略。
上場投資信託のことで、株取引のようにマーケットが開いている時にリアルタイムでの売買取引が可能で、投資信託のように様々な株や債券などの組み合わせで運用されている金融商品のことです。
(SBI証券HPより)
ETFは投資信託の一種で、価格が日経平均株価(日経225)やTOPIX指数など特定の株価指数に連動するようにパシップ運用型のETFと、連動対象となる指数が存在しないアクティブ運用型のETFがあります。
上場投資信託、という名前のとおり、金融商品取引所に上場されており、金融商品取引所の取引時間内であれば、任意のタイミングで売買が可能です。
(三菱UFJモルガンスタンレー証券HPより)
ETFは投資信託と同じで、日経平均連動型であれば、
少額で、日経平均に連動するすべての会社に分散投資することと同じ効果が、
期待できる投資ができます。
一つの会社に大金を投資するのではなく、分散して少額を投資できるのです。
もちろんETFには多数の種類や、多数の効果が期待されるものなどたくさんありますが、
出来るだけリスクは回避して、貯金よりも効果ある貯蓄を目指す程度の目標で、
検討してみることにしました。
そこで、ちょうどコロナ禍の経済がまだしっかりしていない頃のスタートということもあり、
アメリカの経済と連動しているものと、世界経済と連動しているタイプを選び、
少しづつ投資することにしました。
アメリカ株のETFと世界株のETFです。
投資信託

投資信託は証券会社や銀行などが取り扱う投資商品のひとつ。
証券会社(販売会社)などが投資したい人(投資家)からお金を集め、信託銀行など(受託会社)がそのお金を管理し、運用の専門家(委託会社)が運用の指示をします。
投資家は分配金といった運用時の収益などで、利益を受け取る仕組みになっています。
(三菱UFJモルガンスタンレー証券会社HPより)
投資信託の商品はたくさんありますが、プロに運用をまかせられるということ、
分散投資を少額からできるなどのメリットが大きな魅力です。
もちろん運用手数料も必要になり、それは商品によって異なりますので、
十分な検討が必要です。
NISAとつみたてNISA

2020年、2021年頃は、まだ一般NISAか、つみたてNISAというものでした。
証券会社を1社選び、登録し、一般NISAか、つみたてNISAのどちらかを選択することで、
その恩恵を受けることができました。
一般的には投資し、売買利益や配当益を得ると、税金が20%を納めなくてはいけません。
でも、NISAは一定の条件のもと、その必要なくなるのです。
非課税です✨
例えば、上記の表に記載されている私のETFの結果ですが。
評価損益、2年間ほどの投資後の利益ですが、
特定口座で購入していた時のものは、税金が20%かかりますので、
私の手元に来るときには減っているのに対して、
NISAで購入したものは課税されませんので、
そのまますべて手元に入ってくるということになります。
ただし、一般NISAは運用期間が5年間なので、
購入から5年過ぎるとその恩恵は得ることはできません。
ここで、簡単に一般NISAとつみたてNISAとは、
非課税枠と非課税期間の違いで設定されています。
一般NISAは、1年間で非課税に運用できる額は120万円で、運用期間は最長5年。
それに対してつみたてNISAは1年間40万円運用で、期間は最長20年間。
と、今までのNISAはどちらかを選ばないといけなかたのですが、
その必要がなくなった新しいNISAが来年から始まります。
そうなんです。
NISAは庶民の味方の良い制度なのです✨
正しく知って、メリットを生かしましょう。
という訳で今回の積み立て、途中からNISAで購入し始めましたのでした。

新NISA

更に来年度から始まる新NISAが始まります。
その進化した特徴は。
・非課税保有期間の無期限化
・口座期間の恒久化
・つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
・年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、
合計最大年間360万円まで投資が可能。)
・非課税保有限度額は、全体で1800万円。
(成長投資枠は、1200万円。また、枠の再利用が可能)
(金融庁HPより)
かなり、政府の意気込みが伝わってくる内容です。
投資信託も成長投資、市場での売買、のどちらでも利用できることは、
かなり自由で有難い進化です。
私もですが、投資になじみの薄い世代などを含め、投資文化を広げて、
日本経済を皆で押し上げ安定させたい。
そんな政府の意図が見えてきます。
アメリカなどは皆が投資することは当たり前の感覚の上、政府が年金など準備していないからこそ、
自分のために自分の老後のための投資をするという考えなのです。
また国民全体のそういった意識が、アメリカ経済の下支えになっていると言えます。
来年新NISAが始まり、他国の良いところは見習って、社会の成長に貢献しながら、
皆が利益を確保できる。
どこまで、その政府の思惑に乗せられ、上手く結果が残せるかわかりませんが、
メリットの大きい来年からの新NISAに向けて、私も作戦を練ろうかと思っています。
投資するきっかけになった本
そもそも、投資なんて身近に全く感じない環境にいた私が、
初めてこれが投資なんだ。と社会の仕組みのようなものと知ったきっかけになった本です。
実は、息子が高校生の頃、学校で薦められた本の一冊です。
何気なく手に取って読んでみると、わかりやすく面白く経済仕組み、
考え方を教えてくれる本でした。
経営が悪化した会社にロボット取締役がやってきて、
新米課長に経済や投資など、わかりやすく教えてくれます。
突拍子のない設定ですが、とても面白く一気読みしてしまいました。
同じ作者でシリーズになって他の作品もありましたので、
こちらも取り寄せて楽しみました。
こちらも経済、経営などの本です。
事故死した社長が現世に復活するための条件として、5人の男女に会計を教えて幸せにすること。
と、天使からの条件に奮闘する話。
こちらも面白く経済のお勉強になりました。
50代これからの将来にむけて不安解消のための貯蓄

知識として理解を得たあと、少しでもやってみることも大切でした。
実感としても理解する。
そして、気づいたことですが、経済を気にするようになりました。
新聞を熟読するのはもちろん、ネットニュースも含めて、
経済の動きをチェックするようになりました。
初めての投資で、誰かの助言がある訳ではありません。
いえ、助言はかえって危険なんです。
物騒な世の中のようですが、大切なお金のことです。
そもそも株の投資の助言ができるのは資格のある専門家だけですか、
知識として十分知り、そのうえで、自分で決めて自分で実行しないと、
後悔も悔いも残ります。
責任を取るのは自分だから。
まだ頭の学習能力が落ちていないうちに、老後に向けて計画をたてておきましょう。
毎月いくらくらい投資(貯蓄)して、何年後、どれくらいになって、
どれくらいずつ使っていくか。
計算したり、今回のように、数年間実際に試してみたり。
今の一般NISAが始まった頃から、
5年という期限が完了する前に、また進化してNISAが登場すると言われていました。
脳トレにもなりますし、新しい情報にも電波を張って備え、頭を使っていきます。
初めてみた結果。

少しづつですが、試しながら理解を深めていくことに今のところ成功しました。
約2年ほどの投資期間。
ETF(上場投資信託)に、総額496,653円ほぼ50万円くらいの投資金額。
それに対し、現在(2023年9月8日)の利益は合計、112,697円となりました。
約50万円ほどの投資金額に対し、2年と少しで、11万円ほどの利益です。
50代、自分の貯蓄は自分で作っていく。
自分なりの資産を運用し、増やしていく仕組みをつくるために、
勉強していろいろ試してみる時期かも知れません。
昔と違って必要な情報をを得やすい時代です。
必要な情報は自分から見つけないと埋もれて気づかない、
下手すると誰も教えてくれない世の中でもあります。
無理しない程度に投資してみる。
投資するということは、それ自体で、社会が経済が回り、企業が成長する助けになります。
上手く投資できれば、株主に還元してもらえます。
さらに、投資が身近でなかった私達の世代に、投資を促すための制度、
新NISAが来年始まります。
来年に向けては、まだ間に合います。
たくさんメリットもありますし、まずは実際に証券口座を開いてさわって、
関わってみることから始めてみましょう。
私も、まだこれから、わからないことだらけなので、
恐々さわって理解していきたいと思っています。
