昨年の3月、大学入試が終了し、我が家の次男は浪人することを決めました。
おかげさまで、勉強に関しては、ここまではそんなに大きな問題もなく、
部活に友達にと学生生活を楽しんで過ごしてしましたが、
当然、いずれは卒業、それぞれの進学への道へ。

人生の岐路に立ちました。
どこの大学で何を学ぶか、自分を見つめ直して、
これから何がしたいのか考え続けて、
受験校を決め、挑み、
そして、砕かれたました。
1度目の受験終了後、卒業生たちの進路は分かれました。
合格し、大学生になろうとしている人達と、
思う大学から合格がもらえず浪人する人達。
進学校あるあるで、合格をもらっていても、
思う大学ではないと、何より自分自身が納得いかないんでしょう。
もう1年勉強し、再度受験を試みる人たちも一定数居り、
そんな方々も含めると、浪人を選択する人は、
結構な人数になって共に頑張るのです。。
だから、浪人率は学校全体の生徒数でいくとかなりの割合です。
毎年たくさんの人が浪人するなぁと思っていましたが、
こういうことだったのかと思いながら、予備校の入学金の準備をしたものです。
本人が決め、本人が勉強し、その結果であるのは当然のことですが、
傍でサポートする側の親としての、浪人生活を終えた今だからこそ言えること、
感じたことなどをお伝えし、
これから受験を迎える方々も含めて、
少しでもどなたかの参考、励みになればと思っています。
今回、この1年の感想等をメモ書きしていましたので、
浪人スタートから振り返り、月毎にまとめ直し公開させていただくこととしました。
- 【3月】浪人する覚悟。モチベーションの維持。そして、予備校選び。
- 【4月・5月】春休みから、浪人生になって始めにすること。
- 環境づくり。有料自習室。
- 【6月】親しいママ友との楽しい交流。
- 【7月】成績が上がらない。勉強が出来ない理由
- 【8月】受験うつ病、ストレスは大丈夫?勉強が出来ない。
- 【9月】共通テストの申し込みのため、母校に卒業証明書の依頼
- 受験が現実味を帯びてきたところで、いざという時も含めての前泊ホテルの予約を。
- 【10月】健康管理が更に大切。
- 【11月】予算、レベルに合わせての滑り止めを準備。
- すべり止め校の選択、受験条件などの情報の収集は私の役目。
- 受験後半、志望校を決めるたくさんの模試。
- 母校に調査書を依頼するためにも、そろそろ志望校を絞って。
- 【12月】先月受けた模試の結果。その結果と今後の頑張りで受験校を決定。
- コロナ、インフル、体調管理です。
- 【1月】更なる体調管理と、受験当日のベストな環境づくり。
- 共通テスト後、連日の家族会議。
- 【2月】健康管理といつもと変わらない日常生活を送るために。
- 落ち着いているようで、かなりのストレスが。
- 失敗です。前泊で先に寝てはいけません。
- 【3月】浪人成功。入学までの間にやることがいっぱい。でも休息も。
- 1年の浪人生活を終えて
【3月】浪人する覚悟。モチベーションの維持。そして、予備校選び。

なんだかんだ言っても、予備校選びです。
予備校に通うのならですが。
そもそも浪人するのでしょうか。
親としては、次を次をと考えます。
残念な結果をもらった後、もともと会話の少ない息子が気落ちしている状態で、
本音を熟知するほどコミュニケーションが取れる状態でもなく、
しばらく様子をみていましたが、予備校の入学案内は次々と届きます。
更に今申し込むと、入学金や自習室、クラスのランクなど特典があるなど、
魅力的なものも多く、場合によっては定員制、締切もあったりします。
そうこうしているうちに、いくつかの説明会日程が次々と過ぎていき、
ハラハラします。
合理的につい先走ってしまいそうですが、これから1年勉強するのは本人です。
この大事な決断は自分で考えて、自分で決めてもらわないと、
後々の憂いの素となりかねません。
私自身も含めて、中学受験をし、ある程度の進学校に通わせている、
特に男子保護者にありがちなことの一つが、つい先走ってしまうことなのです。
中学受験は親のサポートが欠かせません。
子は日に日に成長していきますが、こちらの日常はそんなに変わりません。
意識して自立させないと、手を放していかないと、
楽、早い、ということもあり、ついついこちらがやってしまいます。
頑張って何事も、我慢します。
特に、大事な決断は。
とにかく、あれだけ集中して頑張り続けて、残念な結果。
脱力感もあるでしょう。
気持ちの切り替えに時間も必要でしょう。
でも、でも、予備校のパンフレットが、、。
先に言わないように。
さぁ、次にもう1年勉強しましょう。どこの予備校にする?という言葉を飲み込んで。
大事な次のステップは、自分で決めて進まないと。
ぐっとこらえて、口数の少ない息子の発言を待ちました.

お待たせしました。
何とか話し出し、そして、数ある予備校の中から、ここに行くと言ってきました。
息子が数ある予備校の中から、ココに決めた理由をまとめると、
⓵ 高校での情報。
② 友人と一緒がいい。
③ 自習室
① 高校での情報
高校在学中から、浪人するならココと情報を得ていたようで、
定番の大手予備校の一つではありますが、先輩たちの足跡を参考にしていたようです。
さすが進学校です。
保護者間でもですが、生徒たちの間でも、理系なら文系ならココが強いとか。
○○先輩はどうだったとか、予備校情報、浪人情報が飛び交っていたのは当たり前で、
それらの情報と先生方や友人たちのアドバイスも大きかったようです。
② 友人と一緒がいい。
人によっては遊ばないためにも、あえて友達のいない予備校を選ぶ人もいます。
同じ予備校でも違う地域にもありますので、遠くなっても離れた支店を選ぶ人もいます。
でも息子は、逆に共に気持ちを引っ張り合う友達がいないと、これからの一年が続かない。
という考え方だったようです。
③ 自習室
ココで勉強するという場所を決めるためにも、
使いやすい自習室があるということは必然でした。
子供の性格にもよるとは思いますが、浪人の決断。勉強する環境。
これから信頼していく予備校など、自分で決めて取り組まないと、
この1年は乗り越えられません。
気持ちが落ち込んでいる時期でもありますし、
予備校のお得な特典に目を奪われがちになり、先走りそうになりましたが、
子供が決めて発するのを待ってて良かったです。

【4月・5月】春休みから、浪人生になって始めにすること。

一心不乱に頑張った現役受験が終了し、そこで結果が出ず、放心状態。
燃え尽き症候群といいますか、休息期間です。
無言でゲーム三昧の日々が続きます。
でも、予備校でも最初に仰ってましたが、
この落ちたばかりで、気が緩んでいるこの時期に、どれだけ頑張れるか
が、結果に大きな差をつくるそうです。
しかし、息子は、
早く受験を始め過ぎると息切れする。
ということで、
前半、ボチボチ勉強し、後半に集中して追い上げて、
試験日に「最高」を持っていく。
計画だそうです。
本気モードの受験勉強を後半にするためにも、
この時期、予備校の時間割をこなす程度で、夕方には帰宅していました。
ひとによっては、落ちたことが悔しくて、悔しくて、悔しくて、
すぐ勉強を始める方もいます。
まさに、予備校で仰ってた、差がつく大事な時期に頑張る子です。
そういうお子さんは強いです。
必ず結果を出します。
でも、注意しておかないと途中で息切れをしてしまうリスクもあります。
当たり前のことですが、受験勉強をし続ける本人が、
それらを知ったうえで、どれだけ自分は頑張れるか、
どれだけ希望の学校に行きたいのか、どれだけ将来学んでいきたいこと探せるのか。
などなど、受験方法も多様化している今の時代、
勉強以外でも考えることはたくさんありますが、
と決めるのは当人です。
やりたいことを見つけそこに向けて出来るムリをして、
成長し続けて欲しいものです。
また、サポートする側が知らずにやる気をそいでしまう行動を取らないためにも、
勉強方法、計画を穏やかな時期、今のうちに聞いておきましょう。
何事も最初が肝心ですし、話し合ったり口に出すことで考えがまとまったり、
意欲や決断に繋がることもあります。
カリカリしてしまう前に話し合いを。
環境づくり。有料自習室。
勉強は予備校で行い、自宅ではしない。
勉強をする場所を決めてしまうことは大切です。
今回の受験では予備校の自習室で勉強をすると決めました。
現役時には、特定の予備校に通っていなかったので、
主に高校の自習室、図書室をフルに使わせてもらい、
自宅の部屋でも勉強していました。
今回の浪人時は、予備校の自習室のみで勉強することにしました。
実はこちらの予備校では有料ではありますが、
自分専用の机を持つことが出来きまして、それも後押ししてくれました。
かなり気に入っていたようです。
この時期は、夕方には帰宅し、自宅ではくつでろいでゲームをしていましたが、
自分で決めたルールで1日を繰り返していました。
何より、自分の決めたやり方に何か言われるのがイヤなようで、
「この1年は特に雑音は聞きたくない」と。
受験勉強を頑張るのであれば、この1年は息子のいう通りの環境を整えてあげるのも、
協力、サポートだと思いますが、私たちの助言も含めて、雑音と言い放つことを、
なんて自己中心的な、と怒りたくなる気持ちをぐっとこらえて、
とりあえず今のところは黙ることにしました。
【6月】親しいママ友との楽しい交流。

仲の良い友人たちですから、新学期も落ち着き久々のランチ会のお誘いが、
ちらほら。
息子の友達経由のママ友ですから、当然大学に進学した方と浪人組と。
もちろん、気を使わせたくなく、また気にしていませんでしたし、
いつものように、久しぶりの楽しいランチ会を。
友人たちのお子さん方の大学での話も、一緒に成長してきただけに、
我がことのように、楽しく聞いていましたが、
やはり複雑な気持ちが少ーし、少しだけ、、、。
ちょっと、この時期、楽しい大学生活の話に交わるのは、
ほどほどの方がいいかもせれません。
良くも悪くも大学での新生活をスタートし、話題は尽きない頃ですけれどね。
同じように子供からしても、気になるけれど気にしてられない話題のようで、
知人の子供さんが、それがいやで、
友達のlineをすべて消去したという話を笑い話として聞きましたが、
今なら納得、とても理解できる話です。
【7月】成績が上がらない。勉強が出来ない理由

この時期、いくつかの模試の結果が出てきます。
この春、4月、5月、6月に受けた模試です。
全国模試なら現役生より浪人生が有利な時期でもあります。
息子の計画通りとは言え、そんなに勉強に力を入れていませんでしたから、
それなりの結果しか出ていません。
でも、その結果で予備校は個人面談をおこないます。
さすがにちょっと焦りが出てきたようにも見えましたが、
今慌てて勉強を加速したところで、そう目に見えて結果が出るものでもなく。
勉強するのも、本人次第。
私は呪文のように言い聞かせて、平常を保たせていました。
本人の真剣なやる気さえあれば、
後半戦に備えて今は休息するという作戦もよし。
でも、2度目の受験が終わった今だから思うこと、この時にもう少し、
結果を残しやすいこの時期に残しておけば、
後々の自信に繋がったんじゃないかなとも思います。
1年の後半戦は現役生も実力をつけてきます。
模試の数日前だけでも、その模試にあった対策ができたかも知れません。
あんなに毎日聞いていたリスニングくらいは、どこかで続けていたのでしょうか。
まぁ、息子がそんなアドバイスを聞くとも思えませんが。
【8月】受験うつ病、ストレスは大丈夫?勉強が出来ない。

夏休み。
夏期講習の時期です。
当然(計画通り)とは言え、振るわなかった前期の結果を持ったまま、
夏期講習を受け、自習の日々。
もちろん自分で計画を練った夏休みの過ごし方です。
でも、最初に予備校から話があったように、この1年は本当に短かったです。
夏が終わると、9月にはもう共通テストの申し込みがあります。
受験校も決めていかないといけません。
前半で結果が出ていない中での、迫られる後期スタート。
大丈夫かなと思っていましたら、息子から、体調不良の訴えが。
8月末頃、模試前日の夜。
文字が読めない。頭に残らない。記憶が出来ない。
最後まで問題が解けない。
英語の長文が読めない。 読んでも頭に残らないので、何度も繰り返してしまう。
だから時間が取られ、結果時間が足りず最後まで解けない。
そんな訴えでした。
私の中で、ぼんやりと抱えていた不安が、息子にはかなりの不安となり、
やらなければいけないことと、すぐには出ない勉強の成果。
受験期後半に迫ってくる焦りなど、上手くストレスのはけ口が見つけれなかったのでしょうか。
もう今更なことばかりではありましたが、体調、健康が第一です。
結果は気にしないで受けといで。としか言えませんでした。
その後ネットなどで調べてみると、受験鬱なる言葉もあるようで、
ここまでくれば、本人の納得がいくことを、無理ない程度に、頑張ってもらうしかない。
目指せ大学生!
【9月】共通テストの申し込みのため、母校に卒業証明書の依頼

その後の模試で、問題の英語がちゃんと読めた。出来た。
という言葉を聞くことができ、ほっとしたのも束の間、
いよいよ、共通テストの申し込みに備えて、
母校に受験で使う卒業証明書の依頼をする時期になりました。
受験票が届くのはもう少し後になりますが、
共通テストを申し込むということは、身が引き締まります。
受験が現実味を帯びてきたところで、いざという時も含めての前泊ホテルの予約を。
そして、志望校の選択にも力が入ります。
C判定、D判定。
まだ諦めるのは早過ぎです。
A判定、B判定。
安全圏の確保は大切です。
なんにしろ、決めるのは息子。
とは言え、そろそろ受験日に前泊する可能性を考えてのホテルの予約をしなければ。
昨年は少し出遅れてしまった経緯があります。
共通テスト、前期、中期、後期、私学。
5カ所は必要です。
迷っている大学があると、そちらも確保しないと。
入試前泊ホテルの条件としては
・キャンセル料がギリギリまでかからない
・普段と変わらない状況を作るため、母同行。ツインルーム、禁煙で。
・受験会場までの交通手段。
・他の受験生とあまり出会う機会が少ないように、大き過ぎない規模で。
・本命受験の場合は、特に試験前のメンタルを考えて、
ちょっと価格が高くても綺麗で出来れば広めの部屋で。
・ホテル予約時には、必ずコメント欄に入試で利用と。(何か考慮してくれることもあります。)
といったところでしょうか。
同じ日程を予約することもあり、
ホテルはいくつかのネット予約に分散して取りました。
きちんとメモっとかないと大変です。
【10月】健康管理が更に大切。

帰宅時間が遅くなり、勉強する時間も増え、規則正しく時間は過ごしていますが、
こちらは見てることしかできないので、せめて健康管理を。
好きな食べ物、果物を買いに走ります。
目に見えて成績が急上昇というより、少しずつ苦手科目の点数が上がり、
ムラがあった得意科目が安定的な成績に。
少しずつ、少しずつ成果が見えてきました。
少し、ほっとします。
【11月】予算、レベルに合わせての滑り止めを準備。

予備校の保護者会もあり、
志望校を絞り決めて行かないといけない時期になりました。
現役なら、目に見えないこれからの頑張りにも重きを置いて、
エイヤーと受験校を決めることもありでした。
でも2年目、もう失敗は許されない浪人生には、厳しく、難しい選択です。
予想はしていましたが、それ以上のプレッシャーです。
ここで、親として、安心レベルの私学、
通ってもいいよというレベルの私学を準備出来るか、出来ないか。
受験生の気持ちはメンタルは、全然変わってきます。
合格したら、行ってもいい、行きたいくらいのチャレンジ私学を準備できると、
かなりの安心が持てます。
ここで金銭的な問題が出てきてしまいます。
受験の試験だけなら、いくつも受けてもまだ大丈夫ですが、
もしもの場合を考えると、私学受験にはためらいが発生してしまいます。
合格しても、通わせることは可能でしょうか。
本命を安心して受験するためにも、
有力な私学を準備してやりたいところですが、現実は厳しいです。
私学はムリ、出来れば国公立大に、という我が家のような家庭事情だと、
中期、後期に力が入り、私学は受験しないか、
とりあえず受けるだけの私学という位置づけの大学を選んでしまいます。
すべり止め校の選択、受験条件などの情報の収集は私の役目。
前年の現役受験で、すべり止めとして、私学、中期、後期と試験を受け、
無事合格をもらっても、それらを蹴って浪人、
予備校通いをしている人たちも一定数おられます。
さらにはそれらの大学に入学した後で、やっぱり、もう一度頑張りたいと、
途中から受験を再び開始し始めた強者たちも、友人たちの中にはいるようでした。
もちろんすべり止め校で新たな価値を見つけて、
頑張っている方々は多数の割合でおられます。
どちらにしても、長い人生の中の1年、後悔のないように頑張ろうと考えるの当人です。
そのためにも、まずは合格という安心が必要です。
出来れば前期に集中できるように、共通テスト利用で受験出来、
本人も納得のいく大学探しを、エリアを広げて探しました。
中期、後期の大学選びも、もしも通うことがあった場合に備えて、
モチベーションが上がるような情報も含めて探しました。
いろいろ探しながら、何だか凄く過保護なことしてないかなぁと、
自問自答してしまいます。
まぁ、行きたい、第一希望校は放っておいても、自分で情報を仕入れてましたし、
勉強に集中したいから、滑り止め校はよろしく、
と言われれば、ついつい甘い母になってしまします。
受験後半、志望校を決めるたくさんの模試。

そして、この時期は後期模試の嵐です。
前回の夏休み前の模試三昧よりは、多少でも上昇気流に乗っているようで、
少し気が楽でした。
努力の結果が目に見える形で現れるということが、
なんと安心できる気持ちに繋がるのでしょうか。
上がっても下がっても、見ているだけなのですが、決めるのは息子なんですが。
しゃべらない息子がどうするのか、どうしたいのか、
やっぱりわからないので、気にしない素振りで、発言を待ちましょうか。
母校に調査書を依頼するためにも、そろそろ志望校を絞って。
気になることは、母校に依頼する調査書の依頼期日と、滑り止め校の選択。
滑り止め校の特徴、条件を話し、息子に選択させました。
親として、行きたいと思える私学の準備をしてあげられない、、、。
ちょっとしたジレンマはありましたが、
でもその代わりにと、頑張って幅広く中期、後期候補の大学を調べました。
予備校としては、必ず滑り止め私学を勧めるそうで、
息子も国公立大希望なので、必要ないと、言っていましたが、
無理やり、共通テスト併用で受検出来き、安心レベル校を1校決めさせました。
合格という安心を与えたかったのです。
ここで合格がもらえると、合格の切符を持ったまま前期試験に挑むことが出来るのです。
受かって、ここだけしか、、。
という選択は、、。考えないようにしました。
【12月】先月受けた模試の結果。その結果と今後の頑張りで受験校を決定。

模試の結果を踏まえて、志望校を決めます。
予備校の先生にも相談にのっていただき、検討会が行われます。
本人曰く、これからの伸び、これからの追い上げがあるので、決めかねる。
リスクはあるけど、チャレンジ校を再度チャレンジするか、
学ぶ内容、学部で選択した安心校で、学びたいことを選ぶか。
ここまでくると、やはり決めるのは当人です。
後悔しないようにとしか言えませんでした。
コロナ、インフル、体調管理です。
そして、感染症対策です。
さかのぼって、11月頃にはインフル、コロナのワクチン接種も終了し、
家族みんなで細心の注意を払っていたのですが、
ここに来て、なんと私がコロナに感染してしまい、家族に迷惑をかけてしまいました。
食事はずっと別々に食べるようにしていましたし、
ワクチン効果もあったのか、おかげさまで他の誰にも感染させることなく、
最小限の期間、自宅療養、自宅待機で済ませることはできました。
でも、これから先は、絶対に感染してもさせてもいけません。
【1月】更なる体調管理と、受験当日のベストな環境づくり。

年も明けて、いよいよ受験日が迫ってくると、
昨年に比べて息子は落ち着ているような印象でした。
リハーサルが終わっているような。
それは私たちも同じような感覚でした。
今回の受験は現役時に学校ごとの申請だったことに対して、
各々が申請することで、居住エリアに従った受験会場となりました。
ですから、昨年はみんなで受験しましたが、
今年はいつも共に頑張っていた友達たちとは、
ほとんどバラバラに散って受験することになりました。
でも、逆にそこは緊張感があって良かったのではないでしょうか。
そんな印象さえ受けました。
振り分けられた試験会場は、慣れない場所の上にちょっと不便な場所でしたので、
予定していたホテルに前泊して対応することにしました。
共通テスト後、連日の家族会議。
共通テストを終えて、自己採点を行うと、いよいよ志望校の決定です。
いえ、その前から決めて、話してくれていましので、その心積もりでいましたが、
やはり、いざ共通テストの結果が出ると、当然のことながら、迷いが出ます。
試験の翌日に自己採点を予備校に提出し、全国から集まった情報と集計し、
その結果で自分の立ち位置を確認します。
およそ1週間ほど迷う期間があります。
さっそく、翌日の予備校から帰宅後から、連日進路の話になりました。
いつものようにほとんど話さない、
アドバイスなんて聞かない息子が毎日呟きます。
結局決めるのは本人だと思ってますから、本人が納得いくまで、
話すことを聞いて、疑問には答え、一緒に考えて。
ここまできたら、最後の最後の進路相談です。
とは言っても、話すことは決めていたことの再確認のようでしたが。
【2月】健康管理といつもと変わらない日常生活を送るために。

どうしてこんなに気候に左右される時期、
感染症も流行りやすい時期に受験なんてあるのでしょうか。
この季節になると、よそのお子さん方であっても心配になります。
粛々と、朝起きて予備校に行き、夜帰宅。
生活リズムを整えながら、日々を送っていたと思われた息子から、
体調不良発言が。
落ち着いているようで、かなりのストレスが。
ひどい下痢が続いているようでした。
とりあえず薬局で胃腸薬を購入してしのぎましたが、
中学受験の前日も同じようなことがありましたし、
想定内と言えば、想定内です。
体調不良は辛そうでしたが、
あまりオーバーなリアクションをしても嫌がるかなと思い、
食事を温かいものや、消化の良い好きなもの中心にしたりと、
食事内容をさりげなく、気をつけてやりました。
あとは、リラックスグッズの常備ストックを増やしてみたり。
いろいろな種類の入浴剤や、寝る前のホットアイマスク、
お腹を温めるミニカイロなど。
気が向いた時に使えるようにしていました。
何が正解とはわかりませんでしたが、
ここまでくると健康面も本人次第ですし、自分で乗り越えてもらわなくては。
失敗です。前泊で先に寝てはいけません。
試験当日遅刻しないために、同行していた前泊で、先に眠ってはいけません。
何も気にしないお子さんなら、良いと思うのですが。
うちの場合、いつものように寝入りのいい私は、いつものように何も考えずに、
ぐっすり眠ってしまいました。試験初日、翌日の朝の役目のことだけ考えて。
そして翌日、何事もなく、起きて試験に向かい、2日目の試験に備えてさぁ寝ようと、
思った時、息子からストップが。
前日、緊張からなかなか眠れなかった時に横から、気持ち良い寝息(いびき?)が、
焦りに拍車をかけたようで、更に眠れなくなったようです。
あっ。
聞いたことある。それ。
試験前日、おかんのいびきで眠れなかったという笑い話を。
あー、笑ってられません。
試験のサポートに来たのに、邪魔をしてはいけません。
寝ない。先には寝ない。
イヤホンを持参していましたので、ちょうど見そびれたドラマがいくつかありましたから、
TVerで存分に楽しませていただきました。
【3月】浪人成功。入学までの間にやることがいっぱい。でも休息も。

試験に合格。
ほっとしたのも束の間。
やることはたくさんあります。
でも「休息」が大切です。
まあ、休めと言ってもムリでしょうが、、、。
若い元気な盛りに、ずっと頑張り続けて、やっと結果が出て、いよいよこれからという時。
親戚、親兄弟、友人たちも祝福してくれて、楽しい新生活の準備が忙しくても、
遊びにも行かなくては。
待っていてくれた大事な友達との約束も大切です。
でも、そんな濃密な予定の中で、息子は発熱してしまいました。
それもかなりの高熱が。
1日で解熱しましたが、胃腸関連など弱いところに溜まっていたものがドット出てきたのでしょうか。
幸いインフルエンザでもコロナでもありませんでしたが、
胃腸関連など病院での要精密検となりました。
すぐに日常生活に戻れましたが、
時期的にかなり慌てましたし、振り回されもしました。
でも、きっといろいろな疲れが溜まっていたのでしょうね。
1年の浪人生活を終えて
【3月】
・浪人する覚悟。モチベーションの維持。そして、予備校選び。
【4,5月】
・春休みから、浪人生になって始めにすること。
【6月】
・親しいママ友との楽しい交流。
【7月】
・勉強が出来ない理由
【8月】
・受検うつ病、ストレスは大丈夫?
勉強が出来ない理由。
【9月】
・共通テストの申し込みのため、母校に卒業証明書の依頼
・受験が現実味を帯びてきたところで、
いざという時も含めての前泊ホテルの予約をしなければ。
【10月】
・健康管理が更に大切。
【11月】
・予算、レベルに合わせての滑り止め校を準備。
・すべり止め校の選択。受験条件など、情報の収集。
・受験後半、志望校を決める大切な模試がたくさんあります。
・母校に調査書を依頼するためにも、そろそろ志望校を決めなくては。
【12月】
・先月受けた模試の結果。
その結果と今後の頑張り予測で受験校を決定。
・コロナ、インフル、体調管理です。
【1月】
・更なる体調管理と、受験当日のベストな環境づくり。
・共通テスト後、連日の家族会議。
【2月】
・健康管理といつもと変わらない日常生活を送れるために。
・落ち着いているようでも、かなりのストレスが。
・失敗です。前泊で先に寝てはいけません。
【3月】
・浪人成功。入学までの間にやることはいっぱい。でも休息も必要です。
改めて月で追って昨年を振り返ってみると、
受験生の健康管理を気にしながらも、
こちらの普段の生活を、自分のことをしつつ過ぎた1年だった気がします。
こちらが焦ったり、慌てたりしたところで、もちろん成績が上がる訳ではありませんが、
ヤキモキしてしまいます。
でも、受検は受験。私は私。それはそれ、これはこれ。
私も、息子も、どちらも独り立ちです。
こちらの平常心が家庭の平常に結びつきますしね。
落ち着いた、いつもと変わらない環境を作るためにも、そろそろ独り立ちを。
と、内心はハラハラと気になって仕方ないことがあっても、
自分は自分、息子は息子と言い聞かして。
おかげさまで、無事本人の努力が実った結果となり、
新しいステップに進むことができましたが、
次は独り立ちというステップにかかりました。
まだまだ、こちらが未熟者です。
ぼちぼちさせてもらいます。
